グラスとタンブラーの違いは?飲み物の器の違いとエテナの選び方をご紹介

グラスとタンブラーの違いは?飲み物の器の違いとエテナの選び方をご紹介

グラスとタンブラーの違いは何なのかが気になっている方もいるのではないでしょうか。最近ではタンブラーが人気になって、コーヒーやお茶、水などを飲むのによく使われています。

グラスは昔からいろいろなシーンで使用されていて、普段使いのグラスから高級グラスなど、価格帯もデザインもピンからキリまである器です。飲み物の器の違いを知って使い分けると、いつも飲んでいる飲み物もシーンに合わせてよりおいしく飲むことができます。

この記事ではグラスとタンブラーの違いを明らかにしたうえで、器の違いを意識して選ぶときのポイントをご紹介します。エテナを選ぶときにもぜひ参考にしてください。

グラスとタンブラーの違いとは?

グラスとタンブラーの違いとは?

グラスとタンブラーの違いは、厳密に説明しようとすると実は簡単ではありません。グラスの中にはタンブラーがあり、タンブラーの中にはグラスがあるからです。

グラス=タンブラーというわけではないですが、同じ器がグラスともタンブラーとも言えることもあります。
何だか難解な感じがしてきてしまったかもしれませんね。

ただ、そもそもグラスとは何か、タンブラーとは何かがわかると違いもはっきりとしてきます。
ここでは順を追ってグラスとタンブラーの関係性をまとめました。少しずつ理解を深めて「これがグラスとタンブラーの違いだったのか!」と納得しましょう。

グラスとは

グラスとは

グラスとは「glass」というおなじみの英語に由来しています。「glass」とはガラスのことです。ガラス製の器の中でも、特に取っ手のついていないものがグラスと呼ばれています。
広い意味で言えば取っ手がついていてもグラスですが、日本ではガラス製のカップと言われるのが一般的です。

グラスにはびっくりするほどたくさんの種類があります。ワイングラスやシャンパングラス、ショットグラスやロックグラス、カクテルグラスやトールグラスなど、グラスという名前がついているものだけでも豊富です。フルートやソーサー、ジョッキやピルスナー、ゴブレットなどもグラスの一種です。

グラスの種類

あまり一般的ではないものの、ぐい吞みやおちょこ、盃などもガラス製ならグラスと言えます。グラスはかなり広い範囲の容器をカバーしていることがわかったでしょうか。

タンブラーとは

タンブラーとは

タンブラーとは「tumbler」という英語からきています。タンブラーは筒状になっていて底が平らになっている器を全般的に指します。背が高い容器で取っ手がないのが一般的なタンブラーですが、大きさや素材などに特に決まりはありません。

タンブラーにはいろいろな種類のものがあって、用途も多岐にわたっています。お茶やコーヒーを入れるのにも、水やソフトドリンクを飲むのにも、ビールやハイボールを楽しむのにも使われている器です。

タンブラーの種類

タンブラーは一つの用途に限らずに、同じもので水もビールも飲む方もいます。汎用性が高いのでタンブラーは普段使いにうってつけと言えるでしょう。

タンブラーはグラスの一種?

タンブラーはグラスの一種?

タンブラーとグラスは同じようなものだという意見もあります。この解釈は半分は正しく、半分は間違っています。タンブラーグラスと呼ばれているガラス製でビールやハイボール、サワーなどを飲むときによく使われている器を見たことがある方も多いでしょう。

タンブラーグラスは名前の通りで、タンブラーでありグラスでもあります。広い意味ではロックグラスも背丈が低いタンブラーと見なせるでしょう。

ロックグラス

しかし、グラスにはワイングラスやカクテルグラスのようにタンブラーとはまるで違う形のものがあります。このようなグラスはタンブラーではありません。

また、タンブラーはガラス製のものばかりではなく、ステンレス製や陶器製などのさまざまな素材のタンブラーがあります。
エテナも錫製のタンブラーを制作しています。このようなタンブラーはガラス製ではないのでグラスではありません。

タンブラーとグラスは見ているところが違う

タンブラーとグラスは見ているところが違う

タンブラーとグラスの違いがわかったでしょうか。タンブラーは器の形状を見ているのに対して、グラスは器の素材を見ている違いがあります。
そのため、ガラス製で筒状の容器=タンブラーグラスという共通項があるのです。

飲み物の器にはいろいろな名前がありますが、見ているところがどこなのかを意識すると違いがよくわかります。グラスとタンブラーの違いがわかると、きっと他の器の違いも見分けられるのでぜひ比較してみてください。

コップとタンブラーの違いは?

コップとタンブラーの違いは?

コップもタンブラーに似ていますが、違いがあるのかが気になっている方もいるのではないでしょうか。コップとタンブラーは実は包含関係になっています。包含関係というと難しそうですが、コップの本来の意味がわかると合点がいくでしょう。

コップはオランダ語の「kop」に由来しています。「kop」は器全般を指している言葉で、形状や素材などに関係なく使える言葉です。タンブラーはコップの一種だと言うことができます。

カップとタンブラーの違いは?

カップとタンブラーの違いは?

カップとタンブラーは違うのはイメージできるのではないでしょうか。カップというとコーヒーカップやティーカップをイメージする方が多いでしょう。英語の「cup」に由来するカップは、もともとは取っ手付きの陶磁器の容器を意味していました。

プラスチック製で取っ手が付いていてもコップと呼ぶことが多いのではないでしょうか。カップは熱い飲み物を入れるのに使う器と考えられています。プラスチックは耐熱性が低いものもあるので、熱湯で淹れたコーヒーには合いません。

タンブラーは熱いコーヒーも入れられます。ただ、取ってはついていないのが主流です。最近は取っ手付きタンブラーもあるのでカップとの区別はあいまいになってきています。

違いを意識してグラスやタンブラーを選ぶ5つのポイント

違いを意識してグラスやタンブラーを選ぶ5つのポイント

グラスには数限りないほどの種類があります。タンブラーもグラスタンブラーだけでなく、素材が違う錫製のタンブラーやステンレス製のタンブラーなどの種類がたくさんあるので、どれを選んだら良いか迷ってしまうのではないでしょうか。

ここでは飲み物の器による違いを意識して、グラスやタンブラーを選ぶポイントをまとめました。違いを比較するときにグラスやタンブラーのどこを見たら良いか、何を考えてみたら良いかを以下の5つの観点からチェックしてみましょう。

用途に応じたサイズ

用途に応じたサイズ

グラスもタンブラーもサイズを考えて選びましょう。用途に応じてちょうどよいサイズのものにすると使いやすくなります。
いつも一口だけ水を入れて飲む方は大きなタンブラーよりも小型のオールド・ファッションド・グラスが便利です。

缶ビールを1本飲みたいなら350mL少々の容量があるロングタンブラーが適しているでしょう。

見た目の美しさ

見た目の美しさ

グラスやタンブラーは眺めていても美しいものを選ぶのがおすすめです。グラスは透き通っていて飲み物の色がよくわかります。表面の加工の様子によって飲み物の色合いが美しく表現されることもあるでしょう。

タンブラーは素材がいろいろあるので、ガラスの透明感を生かすことも、中を覗き込んだときのハーモニーを楽しむこともできます。

飲み物との相性

飲み物との相性

何を飲むのかという角度から器の違いを意識するのも重要なポイントです。特に酒器の世界では何で飲むかによって大きく味わいが変わることが知られています。

ワインを例にすると大きくてふっくらとした形状の赤ワイングラスと、小さめで比較的ふくらみが小さい白ワイングラスがあるのを知っている方もいるでしょう。ワインの特性に合わせてグラスを選ぶだけで味わいが豊かになります。

タンブラーは炭酸系のビールやハイボールなどと相性が良いのが特徴です。

持ったときの質感

持ったときの質感

飲み物を飲むときにはグラスやタンブラーを手で持ちます。そのときに手を伝わってくる質感も大切にしましょう。しっかりとした質感がある方がほっとするリラックスタイムを過ごすのに適しています。

忙しいときにちょっと水分補給をしたい場合や、飲み物を持ち歩きたいときには軽い方が便利でしょう。飲むシーンに合わせて器を選ぶことで満足感がきっと高くなります。

洗いやすさや安全性

グラスやタンブラーは毎日使うこともあれば、パーティーのときにだけ使うということもあります。洗いやすさや安全性も考えて選ぶのがおすすめです。パーティーで使うなら食洗器を使えた方が便利でしょう。

毎日使うグラスやタンブラーは素材の長所や短所も考えて選ぶのがおすすめです。はステンレスのように錆が問題になりにくく、ガラスのように割れる心配がありません。安全性が高く、中性洗剤で洗えるので使い勝手も良い素材です。

エテナの錫製品は普段から使うのに適しているのでぜひ検討してみてください。

エテナでおすすめのグラスとタンブラー

エテナの錫製品をグラスやタンブラーの違いを意識して選びたい方のためにおすすめをまとめました。人気があって使いやすいエテナのグラスとタンブラーを3つピックアップしたので、それぞれの違いをチェックしながら魅力的な候補を探してみてください。

タンブラー -型鋳造

タンブラー -型鋳造

型鋳造のシンプルなタンブラーはエテナのおすすめ商品です。手頃なサイズで飲みやすく、美しく全体を輝く鏡面に仕上げています。チャームポイントの水玉やブロックもきれいなので、眺めていても楽しいタンブラーです。

水を飲むときにちょっと贅沢気分を味わってみてはいかがでしょうか。水入れたタンブラーをのぞき込んでみると、きらきらと輝いていてきれいです。錫には水をおいしくする効果もあると言われているので、ミネラルウォーターや天然水にこだわりのある方にもおすすめなのが錫製のタンブラーです。

エテナにはタンブラーがたくさんあって迷ってしまうという方は、ぜひこちらのタンブラーをまずは選んでみてください。

ロックグラス

ロックグラス

オールド・ファッションド・グラスと言われるロックグラスはウイスキーやブランデー、焼酎などのロックに向いています。エテナのロックグラスも背丈を低く、口径を広くしてあって、大きな氷をドンと入れてゆっくりと強いリキュールも楽しめるのが特徴です。

透明感のあるお酒はエテナのロックグラスに注ぐと新しい美しさを楽しめます。のぞき込んだときの輝きはウイスキーの色をさらに照り映えさせてくれます。
さらに氷による光の乱反射がエテナの鏡面とハーモニーを奏でるので、輝きの変化も楽しみながらグラスを傾ける至福のひと時を過ごせるでしょう。

エテナのロックグラスはコップ代わりにも使えます。タンブラーでは水を飲みづらいという方もロックグラスを選んでみてはいかがでしょうか。

ショットグラス

ショットグラス

エテナのショットグラスは一般的なガラス製品よりもやや大きめに作っています。シングルサイズの3倍の大きさなので、トリプルショットグラスのサイズです。少し背丈を高めにして、手のひらでしっかりと持てるようにしてあるので、飲み物の温度を感じ取りやすいのが魅力です。

錫は熱をさっと伝えてくれるのが特徴です。ショットグラスはジンやウォッカ、テキーラなどの強いお酒を飲むのによく用いられています。冷えたお酒を注いだときにすぐに手のひらから温度を感じられると、お気に入りのお酒がより一層おいしくなるでしょう。

ショットグラスはタンブラーに比べるとスモールサイズで、手が小さい方にはぴったりフィットします。水を飲むのにも使い勝手が良いので、ちょうどよいサイズのタンブラーがないと思っていた方もぜひご検討ください。

まとめ

グラスとタンブラーの違いがわかったでしょうか。グラスはガラス製の器で、タンブラーは筒状の器です。グラスは素材、タンブラーは形状を見ているのが違います。グラスとタンブラーは同じという話もときどき見かけられますが、この場合にはタンブラーグラスを話題にしているのでしょう。

ただ、最近ではプラスチック製のワイングラスなども販売されています。ワイングラスやロックグラス、ショットグラスなどは固有名詞になり、素材を問わずにこのような名前で呼ばれるのが一般的になりました。このように名称についてあいまいになってきている様子があります。

エテナでも用途を重視して錫製でもロックグラスやショットグラスといった名前で販売しています。用途に合わせてベストなエテナの錫器を選んで使っていってください。

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